ブログってどんなキーワードで記事を書けばいいの?
キーワードの探し方も良く分からないんだけど?
この記事では、あなたのそんな悩みを解決します。
主にブログで稼ぎたい人を想定していますよ
ブログ初心者のうちは、ブログ記事を書くのにキーワード選定で悩むことが多いですよね。
ありきたりの商標キーワードや『おすすめ』などは、企業や有名ブロガーなど強力なライバルが検索上位を独占しています。
ブログ初心者ではとても歯が立ちません。
そこで狙うのがロングテールキーワードです。
この記事ではロングテールキーワードのメリットや探し方の紹介の他、私が開発したツールを使用した独自のキーワード選定方法なども紹介します。
競合ブログからキーワードを抽出できますよ。
この記事を読むことで、ロングテールキーワードの効果や選び方が分かるので、キーワード選定に悩まず記事がどんどん書けるようになりますよ。
ロングテールキーワードとは?
キーワードの種類
ブログ運営をする際に重要なのが、記事のキーワードですよね。
キーワードは主にGoogleの月間検索数に応じた分類があります。
その中で、検索数が比較的少ないものを『ロングテールキーワード』と呼びます。
これはキーワードの月間検索数やコンバージョン率(成果達成率)をグラフにした時、動物のしっぽのような形をしている部分と似ていることからそう呼ばれているようですね。
これに対し、検索数が多いものを『ビッグキーワード』、ビッグキーワードとロングテールキーワードの中間のものを『ミドルキーワード』と読んでいます。
個人ブロガーの中では、ビッグキーワードは月間検索数が1,000回以上のものを指すことが多いですが、
ブログ初心者が狙うべきは『ロングテールキーワード』です。
『スモールキーワード』とも言ったりしますよ
また検索回数だけでなく、1語のキーワードをビッグキーワード、2語をミドル、3語以上で成り立つキーワードをロングテールキーワードということもあります。
ロングテールキーワードの目安
では、ブログ初心者が狙うロングテールキーワードは月間検索数がいくつ位のものを狙えばいいのでしょうか?
いろんな意見がありますが、全くの初期のうちは月間検索数が10~100回程度のものを中心に記事を書くべきでしょう。
私も始めて検索1位をとったのは、検索数が100回以下のものでした。
1度、1位を取ってしまうとその記事からはコンスタントにアクセス数が稼げます。
どんなに検索数が少なくても1度でも1位をとって、どんな記事を書いたら1位になったのかを検証しながら次の記事に活かすと、徐々にブログサイト全体のアクセスは増えていきます。
少なすぎる…と思っても、100~200回程度までのものにすることをオススメします。
ロングテールキーワードで記事を書くべき理由
ブログ初心者がロングテールキーワードで記事を書くべきなのは、当然、
ブログでなるべく強力なライバルのいないキーワードで上位表示させるためです。
ですが、他にも初心者向けである理由がいくつかあります。
①種類が豊富
ロングテールキーワードは3語以上で成り立つことは先に書きましたね。
なので必然的に、考えられるキーワードの種類は多くなります。
例えば、『ダイエット おすすめ 運動』というキーワードを考えます。
この3語のキーワードが企業などの強力ライバルに上位を占められていても、考え方を変えれば十分戦えたりします。
例えば『ダイエット おすすめ ウォーキング』『ダイエット おすすめ 体操』など、
より具体的に細かくしていくだけでも、記事の中身もずいぶん変わったりしますよね。
自分でロングテールキーワードを考える時、本命キーワードのそばに類似語がないか検討してみるのも、
アクセスを集めるキーワード選びの一つの手段になりますよ。
②初心者でも検索上位を取りやすい
ロングテールキーワードでは、初心者でも検索上位を取りやすいです。
なぜなら検索上位を占めがちな企業は、あまりロングテールキーワードを狙わないからです。
企業のサイトはすでにGoogleから一定の評価を受けているため、記事が検索上位に上がりやすいです。
なので企業は月間検索数が500や1,000以上、あるいは数千回といったのミドルキーワード以上を狙いがちです。
どうせ記事を書くなら、企業としては数十回の検索数より数千回の検索数のあるキーワードを狙いたいですよね。
なので初心者のうちは、数十回から多くても2、300回程度のロングテールキーワードを狙って記事を書きましょう。
③ネガティブキーワードを利用できる
ロングテールキーワードは個人ブロガーには強い味方になり得ます。
なぜなら企業という強力ライバルと違って、『ネガティブキーワード』を利用できるからです。
『~できない』『無理』『評判が悪い』などといったネガティブなキーワードのこと。
企業が記事を書く時、自社や他社の商品を悪く書くことは難しいですからね。
ですが個人ブログであれば『ダイエット 〇〇食品 痩せない?』『〇〇が評判が悪いのは本当か?』などといったタイトルやキーワードでアクセスを集めることができます。
実際、有名ブロガーの記事タイトルを見ていくと、こういったキーワードを多く目にすることができます。
初心者の内は、あえてネガティブキーワードを多様して記事を書いていくのも有効な戦略になるでしょう。
ネガティブキーワードをうまく利用して、アクセスを集めよう!
ロングテールキーワードのメリット
ここでは、ロングテールキーワードをブログに利用する際のメリットを紹介します。
①上位表示される可能性が高い
すでに書いたように、ロングテールは競合が少ない分、上位表示される可能性が高くなります。
例えば『ダイエット 〇〇〇(食品名) 食べたい』などのように、誰が検索するの?と思うような検索キーワードは実際にいくらでも存在します。
一見、矛盾するようなキーワードの組み合わせも効果的です
そこで、〇〇〇(食品名)について、カロリーやそのカロリーを消費するための運動量やカロリー消費に適した運動器具などの記事を書けば、記事は読まれます。
例えば、ポテチは〇〇カロリー。〇〇分のランニングで消費できます。部屋の中で運動したい方には〇〇という運動器具がオススメです、など。
そういった記事をコツコツ増やすことで、ブログサイト全体でもアクセスは増えていきます。
②検索意図が分かりやすい
先に書いたように、3語以上になるとユーザーの検索意図が分かりやすいです。
先の例で言えば、ダイエットをしたいけど〇〇〇という食品は食べたいわけですね。
記事では、ではどうしたら食べても良いのか提案してあげることです。
先ほど例を挙げてみましたよね
検索ユーザーは食べたいというより『痩せたい』願望があることが明らかです(検索意図)。
食べてもいいけど『こういったダイエット器具がありますよ』『こういった代替食品でお腹が満たされますよ』といった検索意図を満たす提案をしてあげましょう。
アフィリエイトの成約につなげやすくなりますよ。
③コンバージョン率が高くなる
ロングテールは検索意図が明確なので、コンバージョン率が高くなる傾向にあります。
例えば、『ダイエット おすすめ』ではダイエットのおすすめの運動や食品や器具など、『ダイエットのいろんな手段を知ることができる』だけなので、成約まで至ることは難しいです。
ミドルキーワードはコンバージョン率がさほど高くないのです
ですが、『ダイエット おすすめ 食品』になると、ダイエットに向いている食品を探しているので、適した商品を提案すれば成約率は高まります。
さらに、『ダイエット クッキー 安い おすすめ』などのように、より具体的で狭い範囲のキーワードの記事であれば、更に成約率が高まるでしょう。
④音声検索に強い
今どきのGoogle検索では音声検索も珍しいものではありません。
音声検索では一言で探すより、『〇〇で〇〇な〇〇を教えて』のような複数のキーワードをしゃべって検索することが多いですよね。
音声検索なら、よりキーワードにひっかかる言葉が記事多いほど検索上位に来やすいことは明らかですね。
⑤他の記事と内部リンクでつなげやすい
記事の評価は検索上位にきてクリックされることも重要ですが、内部リンクで記事同士をつなぐことも重要。
記事一つだけでは記事の評価が低くても、関連記事同士をつなぐことで記事の評価が高まります。
なるべくベストな位置に内部リンクを貼りましょう
ロングテールキーワードで記事を書くと、関連記事を細かくいくつも書くことができます。
例えばこの記事では、ロングテールキーワードに関連づけて、検索順位チェックツールやキーワード調査ツールなどを紹介する記事を書いてつなげることもできますよね。
また、まとめ記事やミドルキーワードの記事を一つ書けば、関連記事をそこに集中させることもできます。
そうすることで、ミドルワードの記事やまとめ記事の評価を高めることができますよ。
こんな感じで、ロングテールキーワードはアクセス数は小さいものの、初心者ならではの戦い方をするのに適したキーワード選択方法です。
ロングテールキーワードのデメリット
ここでは、ロングテールキーワードを利用するデメリットを紹介します。
①検索数が少ないので、アクセス数も少ない。
ロングテールキーワードでは、月間検索数が少ないので仮に1位をとってもアクセス数は少ないです。
例えば月間検索数が300回のキーワードなら1日あたりの検索数は10回です。
検索1位の記事のクリック率は20%もないくらいなので、1日に1~2回しかクリックされないということになります。
1位をとった感激はあっても、案外クリック数は増えません…
まずは1記事でも1位をとり、クリックされることで記事の評価、ブログサイトの評価は高まりますので、モチベーションを下げる必要はありませんよ。
②収益化には多くの記事が必要
前項で書いたように、ロングテールキーワードでは、1記事のアクセス数は極めて少ないです。
これでブログサイト全体のアクセス数を上げるのは、記事を量産する必要があります。
トレンドブログなら話は別ですが…
特化ブログでも少なくとも30~50記事は必要とされていますが、それもごくごく狭い範囲のニッチと言われるレベルのキーワードでもそれくらいは必要です。
カテゴリーが2~3個以上ある通常のブログサイトなら、100~200記事はロングテールキーワードで記事を書かないと、まとまったアクセス数は望めません。
記事数を増やしてアクセス数をコンスタントに増やしていけば、サイト評価は加速度的に高まっていきます。長期的視点で作業を進めましょう。
③成果がでるまでに時間がかかる。
すでに書いた通り、成果らしい成果がでるまでには相当数の記事数が必要になります。
まれに少ない記事で成果が出たという方をツイッターなどで見かけますが、情報商材を売るための嘘か、あるいはトレンド記事だけを書くトレンドブログである可能性が高いです。
ロングテールキーワードを狙って記事を書く場合は、コツコツ継続する執念が必要です。
昼間に仕事をしているのであれば、帰宅後や休日などを利用しても週に2本くらいが普通でしょう。
その場合、100記事書くのにおよそ1年かかります。
成果がでるまでには確実に時間がかかることを覚悟しないと、途中で心が折れてしまいますよ。
心が折れないためには、適度に休む(1週間でも1ケ月でも)ことも必要ですよ。
ロングテールキーワードの選び方
ここでは、よくあるラッコキーワードとキーワードプランナーを使ったやり方ではなく、
私が実践しているやり方を2種類紹介します。
キーワード選びで苦労したことはありませんよ
①ohotukuを使う
ohotuku(オホーツク)は。無料のSEOツールです。
私の場合は、主に複合キーワード(ミドル・ロングテール)の月間検索数を簡易的に調べるのに使っています。
正確性はキーワードプランナーほどではないですが、キーワードプランナー自体、月間検索数が10~100回、100~1000回のようなアバウトな回数しか知ることができないので、あまり気にしません。
ohotukuでは、まずはキーワード選定ツールで1語のキーワードで検索します。
結果表示の中で、気になるキーワードをみつけたらチェックします。
幾つか候補を見つけたら、再度キーワード検索します。
すると3語のキーワードがたくさん現れますので、自分が書きたいキーワードを決めます。
月間検索数は10~100あるいは300までにしておきましょう。
ここで決めたキーワードでGoogle検索して、個人ブログが上位10位までにいくつか入っていれば、個人ブログでも戦えるという証拠です。
ライバルの強さなども考慮して、記事を書くかどうか決めましょう。
検索上位が有名ブロガーばかりだと上位表示は厳しいですが、自分のブログサイト全体として内部リンクで繋ぐ必要があれば、書いておいた方が良いでしょう。
②BlogAnalyzerで競合ブログのキーワードを真似る
競合ブログの文章をそのままコピペする行為は法的にも問題ありです。
ですが、キーワードを調べてそのまま真似するのは何の問題もありません。
そもそもみんな、同じキーワードで大量の記事を書いている訳ですからね。
BlogAnalyzerは私が開発したツールです。
ブログサイトのトップページURLを入力するだけで、ブログ記事のURLやタイトル、hタグなどの主要メタ情報をCSVファイルに抽出するので、短時間で大量の複合キーワードをゲットできます。
以下の画像は、ツールを使って抽出したデータをエクセルで加工したものです。
このツールでは、1~2時間ほどで100記事程度のキーワード抽出ができますよ。
有名ブロガーや稼いでいるブロガーも、思いつきにくいキーワードで記事を書いている事が分かりますね。
これらの中から自分で書けそうなキーワードを選んで記事を書けば、キーワード選定に困ることはありませんよ。
最もキーワードを知っても、知識や体験がないと書けないものもたくさんありますが…。
まとめ:【暴露】有名ブロガーほど【ロングテールキーワード】で記事を書いてます
この記事では、ロングテールキーワードの効果やメリット、デメリットなどを紹介しました。
また、キーワード選定の方法も二種類ほど紹介しましたね。
ohotukuはあまりポピュラーではありませんが、簡易的に迅速にキーワード探しする際には充分役立つツールですから是非一度、試してみてください。
もっと手っ取り早く稼げるキーワードを探したい方は、私が開発したツールも試してみてください。
明日からは山ほどのキーワード候補を目にして、きっと記事を書くのが忙しくなりますよ。
ということで、この記事は以上です。